西武・今井達也投手(25)が14日のソフトバンク戦(ベルーナ)で7回5四球を与えながら4安打2失点、8奪三振の好投で4―2の勝利に貢献。プロ7年目で自己最多の9勝目(4敗)を挙げた。
試合後、今井は「とにかく1回でも1球でも長く、しっかり先発の仕事を果たそうと思ってマウンドに上がった。走者が出て苦労した部分もありましたが、何とか最低限の仕事ができたかなと思います。(源田、外崎は)日本一の二遊間だと思っているので、走者を出しながらいつも助けてもらっています」と2、5、6回の3併殺に感謝。自己最多の9勝には「本当に2桁(勝利)というのは目標でもあるし、平良や光成さんに負けないように頑張りたい」とあと1勝と王手を掛けた10勝目に貪欲な姿勢を見せた。
これまで同じ甲子園V腕の高橋光成とともに「未完の大器」「将来のエース候補」と期待されながらプロ7年間でまだ37勝31敗。同学年の2年連続沢村賞右腕、オリックス・山本由伸の68勝28敗1セーブ32ホールドに大きく水を空けられている。
今年6月、西武ホールディングスの株主総会では株主から「両エースの見苦しい髪形はスポーツ選手としてどうかと思う」と批判を浴びた。「チームロン毛」としてグッズ販売も行い、個性的な髪形を支持するファンも多い中、現在もその賛否が分かれてしまっている。その主な要因として今井、高橋光の〝ロン毛デュオ〟がこの球界でまだ何も成し遂げたことがなく、プロ野球選手として中途半端な立ち位置にいることが考えられそうだ。
もし、これが2年連続投手タイトルを独占し、今年も3年連続沢村賞をさらってメジャーへと旅立っていきそうな山本由伸が奇抜なヘアスタイルをしたとしても、その批判は結果でねじ伏せることができるはずだ。
プロ7年間でまだ一度も先発ローテーションを守り切ったシーズンがなく7年目で2桁、10勝に初めて王手を掛けた今井。本当に世間に伝えたい主張やスタイルがあるならば、圧倒的な結果を残し堂々と自分の考えを伝えられる状況をまず作った方がよさそうだ。












