新日本プロレスのザック・セイバーJr.(36)が、約8年ぶりの古巣マット参戦に秘める思いを明かした。3日ノア大阪大会で小川良成(56)との〝師弟タッグ〟を結成し、清宮海斗&大岩陵平と対戦する。2011年から約4年半を過ごしたノアへの恩返しのためにも、世界最高峰のテクニシャンに成長した姿を披露するつもりだ。
古巣マット帰還は15年11月以来、実に約8年ぶり。ザックは「ノアで過ごした4年半は私のキャリアだけでなく、人生の中で最も重要な期間だった。23歳だった自分をとても親切に扱ってくれたノアには、一生感謝し続けるだろう。またノアに戻ることを幸せに、そしてとても自然なことだと感じている」と、若手時代の留学先への恩義を口にした。
それに報いる舞台も整った。大阪決戦では小川との「日英テクニシャンタッグ」が復活。「小川さんが史上最高のレスラーの一人であるだけでなく、世代を超え、常に関連性とインスピレーションを与え続けている最高のプロレスマインドの一人であることは言うまでもない。リング外でも一緒に食事をしたり、日本各地を旅したり多くのことを学んだ。今年一番、試合が楽しみなんだ」と、師匠の前で8年間分の進化を証明するつもりだ。
対戦相手には新日本からノアへ異例の〝国内他団体武者修行〟となる大岩が名を連ねており、団体の枠を超えた注目を集めている。ザックはかつて自身がレスラーとして飛躍のキッカケをつかんだ団体に身を投じる大岩に対し「経験を積んだり、スタイルを変えたりする時間はないだろう。だが、私は大岩がヤングライオンのような振る舞いをやめ、このチャンスを最大限に生かす姿を見に行く。新日本から初めて日本の他団体に派遣されたのだから、彼は業界全体になぜ自分が選ばれたのかを証明しなければならない」とアドバイスした。
米AEWが8月にウェンブリー・スタジアムでのメガイベントを成功させるなど、英国でのプロレス熱はかつてない高まりを見せている。「英国のレスリングの中心は伝統的なテクニックだ。私のモチベーションは常に、英国のレスリングがいまだ世界最強であることを世界に示すことであり、そのために伝統的なスタイルを守り続けることにキャリアを捧げてきた。私の仕事はまだ始まったばかりだと感じている」と発奮したザックが、研さんを重ねてきた技術を引っ提げ凱旋を果たす。













