阪神は22日の中日戦(京セラ)に4―3で劇勝し3連勝。マジックを25に減らし、悲願のアレへ向けまた一歩前進した。

 勝負を決めたのはやはり虎の4番だった。延長10回、二死満塁の絶好機でこの日6度目の打席に入った大山悠輔内野手がサヨナラの左前適時打。4時間25分のロングゲームに終止符を打つ一打で3万人超の虎党を大きく沸かせた。

 カウント2―1から甘く入った変化球を見逃さず、一振りで仕留めた背番号3は試合後「あそこはもう気持ちで。中継ぎ投手陣が必死に抑えてくれて、打者陣が必死につないでくれたので。どんな形であれサードランナーをホームへ返すだけだった」と殊勲の一打を冷静に振り返る。決勝の一打も含め、この日は4打数3安打1打点1得点2四球。主砲としての責務を存分に果たした。

 歓喜の瞬間は刻一刻と近づいてきている。だが背番号3は「まずは一つひとつの試合を、チーム一丸となって戦っていくだけ」と浮かれたそぶりを一切見せない。責任感と生真面目さの塊のような虎の4番。そんなんオマエ頼もしすぎるわ。