全日本プロレスの〝暴走男〟諏訪魔(46)が、天龍プロジェクトの新王座、UNタッグ王座への挑戦を表明した。

 8日に横浜ラジアントホールで行われたエボリューション興行メインで佐藤光留、田村男児と組み、極悪ユニット「ブードゥー・マーダーズ(VM)」の歳三、斉藤ジュン、斉藤レイ組と激突。奇襲攻撃をくらったものの、場外戦で激しくぶつかり合い一進一退の攻防を展開した。その後、自軍の田村がVMに捕まりピンチを迎えたが、光留と好連係を繰り出し一気に優勢に持ち込んだ。

 終盤にはレイのショルダータックルを歳三に誤爆させた諏訪魔がバックドロップを炸裂。最後は万力スリーパーで絞め上げレフェリーストップによる勝利を奪った。

 昨年5月にエボリューションを裏切りVM入りを果たした諏訪魔だが、今年5月にはVM総帥のTARUから追放され、再びエボリューションに戻った。光留から「お帰り」と歓迎され、安堵の表情を浮かべた暴走男は「エボリューションの新起動だ、オイッ!」と大会を締めた。

 諏訪魔は満面の笑みでバックステージに現れるや「止まった針が再び動き出した。ただ、復活したからには強いユニットにしたい」と約束。最初の目標も定めた。優馬&亮生の青柳兄弟が初代王者として君臨するUNタッグ王座だ。

 天龍プロ14日の新木場大会では光留が鈴木秀樹と組み、同王座に挑戦する。諏訪魔は「天龍さんの気持ちの入ったベルト、俺も狙いにいきたい。光留が取って、俺と田村で挑戦したい。UNベルトの意味を田村に教えたいんだ!」と熱く訴えた。極悪軍から足を洗い、善人に戻った諏訪魔が王座取りへ乗り出す。