全日本プロレスの諏訪魔(46)と石川修司(47)の名コンビ「暴走大巨人」が、約2年5か月ぶりに復活した。

 石川の「デビュー20周年記念試合」第2弾(17日、東京・大田区総合体育館)で2人は、大日本プロレスの関本大介&岡林裕二と対戦。これまでの両チームの対戦戦績は1勝1敗の五分で、2019年1月に世界タッグ王座を奪われた暴走大巨人が、同年3月に奪還に成功していた。

「プロレス大賞」で史上初の3年連続最優秀タッグチーム賞を受賞した暴走大巨人だったが、21年1月に世界タッグ王座から陥落したのを機に解散。先日、諏訪魔が「ブードゥー・マーダーズ」を追放されたことで、往年の名コンビが復活を果たした。

 試合は激しい肉弾戦となった。石川が岡林と激しいショルダータックル合戦を繰り広げると、諏訪魔も強烈なラリアートで関本に襲いかかる。6日前には斉藤ブラザーズの手によりマーダーバッグに袋詰めされ、数十分前にはウナギ・サヤカのTシャツを着てはしゃいでいた暴走男とは別人のようだ。

 13分過ぎには諏訪魔がホイップした岡林に、石川のニーリフトが炸裂。直後、2人はサンドイッチラリアートを成功させた。だが、終盤は7月以降の無期限休業を発表している岡林を止められず、最後はゴーレムスプラッシュに石川が沈んだ。

 すがすがしい表情でバックステージに現れた石川は「負けたけど、爽快感がある。長期欠場する前に戦えたことに感謝ですよ」と岡林をたたえた。

 今後の暴走大巨人については「過去に歴史をつくったチームなので軽々しく再結成はしたくなかたけど、やってみるとしっくりくる。また、やってみてもいいかなって」と石川が口にすると、諏訪魔は「今後、石川修司とどうなっていくのかはわからない。ただ、今日はいいきっかけをつかんだと思う」と含みを持たせた。