フィギュアスケートの元五輪女王で表舞台で積極的に活動するアリーナ・ザギトワ(21=ロシア)が、アンチからの攻撃に悩んでいた過去を告白した。

 2018年平昌五輪で金メダルを獲得し、19年に競技会参加を休止。その後、アイスショーやタレント活動に加え、ボクシングやフェンシングなどに挑戦してきた。しかし、果敢な挑戦を否定する声も上がっていた。

 ロシアメディア「スポルト24」によると、ザギトワは「モスクワ・スポーツ・デー」の懇親会でファンと交流。その際、ファンから「ほとんどの人があなたのことを好きなのは確かだけど、嫌いな人もいる。何かをしようとすると、詮索される。コメント欄に書かれていることを読んでいますか? 否定的な意見にはどう反応しますか?」と問われた。

 これに対しザギトワは「以前は憎しみに対して衝動的に反応していた。彼らが正しいのだろうかと思って、本当に何もできていなかった」と苦しんでいたことを明かした。

「でも、いちいちコメントについて考えていたら、うまくいかないし、自分の中に閉じこもってしまって、それ以上成長できない。この人たちにどれだけの時間があって、見ず知らずの知らない人にそんなことを書くのか理解できない。でも、誰にでも自分の人生があるのだから、どうするかは自分で決めること」と、ある時から気にすることをやめたという。

 さらに質問で「誰かの助けを借りて対処できるようになったのか、それとも自分ひとりで対処するようになったのか」と問われると「経験とともに身につくもの」と回答。

「夜になるといろんなことを考える。もちろん、それが助けになることもあるし、助けにならないこともある。だから、考えることはすべてコントロールするようにしている」と、今では憎しみをぶつけられてもコントロールできるようになったと明かした。

 ネット上でアンチから批判を受けたり、ジャーナリストから「傲慢で最悪の司会者」などと非難されたことがあるザギトワ。最近では、総合格闘家のリナト・ファクレトディノフ(ロシア)から「タタール人だから、そんなことはしないでほしい」と水着姿をSNSに投稿してほしくないと苦言を呈されたことが話題となった。

 人気者は大変だ。