侍ジャパン次期監督候補たちの「強みと弱み」は何か。球界関係者の声を総合すると…。

 イチロー氏、松井秀喜氏については選手としての実績は申し分ないものの「監督、コーチ経験がない」という点が挙げられる。メジャー事情には明るい半面、現在のNPB事情には不安が残る。それぞれマリナーズ、ヤンキースでの役職があり、それと兼任できるのかという懸念もある。いずれも本人の意欲次第でカバーできそうだが…。

 国内組なら「監督実績」という面では工藤公康氏が最右翼か。ソフトバンク監督として日本一5度。「短期決戦の鬼」という定評もあり、戦力のあるチームを率いさせたら一番かもしれない。不安は「工藤監督のために」という選手がいるのかどうか。意欲という面でも家族の意見を重視するところがあり「今、代表監督を受けるのは得策ではない」と考えるのではないかとの声もある。

 古田敦也氏、井口資仁氏は工藤氏よりもNPB監督としての実績は劣るものの、選手としての実績は申し分ない。古田氏についてはヤクルト監督退任(2007年)後の「ブランクがありすぎる」との声が。井口氏についてはメジャー実績もあり「代表監督にも向いている」との評がある一方「自分の好みが選手起用に出すぎるところがある。選手選考に偏りが出るのでは」とも言われている。