元中日監督で4度のリーグ優勝、ゼネラルマネジャー(GM)も務めた野球評論家の落合博満氏(69)の〝オレ流発言〟がチーム内外で物議を醸している。
発端は4日のNHK「サンデースポーツ」に出演した落合氏が、ファンからの質問に答えるコーナーで、中日の本拠地バンテリンドームにホームランテラスを作ったほうがいいかどうかを問われ「俺的には作らない方がいいと思います」と回答したからだ。
その理由の一つに12球団ワースト本塁打(6日現在、22本)を挙げながら「まして中日の場合はね。ホームラン数が少ないわけでしょ。それをホームランを増やしたいがために狭くするということは、相手に与える影響(が大きい)、相手もホームランバッターがいれば本数が増えますから。リスクの方が大きいんだろうと思う」と持論を展開した。
その〝オレ流解決策〟として「だったら中日でホームランを打てるようなバッターを育てあげるか、外国人選手を連れてくるか、選択肢はそっちの方が手っ取り早いと思いますけどね」と提言した。
しかし、これに中日OBの一人は「いやいやいや、それはないよ! 8年間も続いた落合政権時代に育て上げたホームランバッターは一人もいないでしょ。福留も星野監督時代からの選手だし、ウッズは横浜(現DeNA)からとんでもない大型契約(2年総額10億円)で獲得した。和田(現打撃コーチ)だってFAで3年契約の大型補強だった。自身で長打を打てるバッターを育て上げたわけではないのに…」と指摘する。
立浪監督をはじめ球団内には本拠地へのホームランテラス導入に賛成派が多い。さらにホームランテラスを設置するペイペイドームでのソフトバンク3連戦(5月30日~)で中日は勝ち越しに成功。木下、鵜飼、福永、岡林にまで本塁打が飛び出して計4本塁打をマーク。SNS上で竜党は「テラス最高や」「答え出てるやん」「4月には4本しか打てなかったのにわずか3試合で」などとテラス導入を望む投稿が渦巻いた。
そのためチーム関係者は「今は落合政権時代のような大型契約を結ぶのは難しい状況。簡単に長打を打てる外国人を連れてくれば手っ取り早いと言われてもね。ホームランテラスを作るリスクがあると言っても点を取り合う野球の方がスリリングで盛り上がるはず。お客さんのためにもホームランテラスはあった方がいいよ」と訴える。
今回の〝オレ流発言〟によって、バンテリンドームのホームランテラス論争はヒートアップするばかりだ。











