阪神は1日の西武戦(ベルーナ)に2―4で敗れ2連敗。今季ここまで全5試合の登板でクオリティースタートをマークしていた先発・伊藤将が5回5安打4失点の内容でKOされると、打線も3併殺8残塁とつながりを欠き、力なく敗れた。

 大型連勝が止まった直後だからこそ、大事にしたかったゲームを嫌な形で落とし、試合後の岡田監督は「きょうの負け方はアレやな…。今の打線のつながり(の悪さ)を見てたら、ズルズル行きそうな負けやで。こんなのは。ただの負けやないよな、こんなんは。(野手陣は)自分のヒットがないだけとか、簡単に考えたらズルズルいってしまうよ、これは。どのくらい危機感を持つかやろな」と表情を曇らせた。

 チームは5月11日のヤクルト戦(甲子園)から18日の中日戦(バンテリン)まで7連勝。1敗を挟み20日の広島戦(甲子園)から30日の西武戦(ベルーナ)まで9連勝と、破竹の勢いで5月を駆け抜けた。「大型連勝の後の揺り戻し」は〝プロ野球あるある〟の陥りがちな落とし穴。長丁場のシーズンの恐ろしさを知り尽くす百戦錬磨の指揮官は、危機感を募らせた。