阪神は5月31日の西武戦(ベルーナ)に0―4で敗れ、同20日の広島戦(甲子園)から始まった大型連勝は、ついに9でストップした。6投手をつぎこんだ西武投手陣の小刻みな継投策に目先をかわされ続けた虎打線は、5安打無得点と沈黙。先発の西勇も7回途中を8安打4失点とピリッとしない投球内容に終始し、今季4敗目を喫した。
試合後の岡田監督は「そら(ここまでの戦いは)できすぎやと思うよ。まあ、あすは勝たんとアカンなあ」とサバサバ。19勝5敗の好成績で5月の戦いを終えられたこともあり、余裕のある表情で球場から引き揚げた。
7回途中で降板した西勇の後を受け、2番手として登板したのは浜地真澄投手。この日の試合前時点で11試合登板、防御率9・31と大不振に苦しんでいた昨季のセットアッパーだが、この日は力感ある直球を軸にしたピッチングで1回1/3をパーフェクトに抑え込んだ。
安藤投手コーチも「きょうは直球でしっかり押し込み、イニングをまたいで0で抑え込んでくれた。今後の課題は制球の高低。去年のいい時は低めにしっかりと変化球を集めることができていたからね」と背番号36の復調傾向に表情をほころばせる。強力なブルペン陣の存在は、いつの時代も虎の生命線。淡泊な敗戦の中にも、明るい材料は確かにあった。












