巨人・中田翔内野手(34)が31日のロッテ戦(ZOZO)で8号ソロをかっ飛ばし、7―4の勝利に貢献した。

 右太もも裏の肉離れから〝スピード復帰〟を果たしたものの、まだ全力疾走はできない状態。この日は「5番・DH」でスタメン出場し、守備には就かせない配慮もなされた。そんな中で8回に澤村のスピリットを完ぺきに捉え、3打数2安打1打点の暴れっぷりだった。

 中田翔は「バッティングの状態はずっと継続できていると思う」と自負するものの、やはり気になるのは回復具合だ。復帰前には「7割くらい」と話していたが、現在も「一緒くらいかな」とのこと。

 ただ、トレーナーたちとも話し合い、再発を防ぐための走り方にも取り組んでいるという。痛みが走るのは地面を蹴り上げた後だといい「太ももを前に上げて、こうなる(後ろ足で蹴り上げる)前に太ももを上げるような」と説明。〝モデル〟としたのは他競技で「陸上選手みたいなね。陸上選手の人たちってカッコいい走り方するじゃん。ももを上げてさ」と思い描いたものの「あれをイメージしていたんですけど…」と徐々に言葉に詰まり「俺がやったらなんかダサいな…」とオチまでつけて豪快に笑い飛ばした。

 ならば、アーチを量産しまくれば出塁しなくても済みそうでもある。ただ、実際にダイヤモンドを一周した中田翔によれば「ホームランを打って、ゆっくり走ったほうが気になった。やっぱね、走り方があるのよ。ホントに。ホームランを打ったら流して走るじゃん? これが痛い。後ろのこれが痛い。意識してやってるけど」。何とも悩みは深そうだが、表情は明るく言葉の節々に〝らしさ〟が垣間見られただけに、早期の全快が待たれる。