ノアのGHCヘビー級王者ジェイク・リー(34)が、次期挑戦者に杉浦貴(52)を指名した真意を明かした。

 14日後楽園大会の8人タッグ戦で激しい攻防を展開し「シンプルに言うよ。俺、あんたとやりたいんだ」と王座戦を要求。6月17日名古屋国際会議場イベントホール大会でのV3戦が決定した。

 4日の丸藤正道とのV2戦(両国)で「ノアの歴史」を感じたジェイクは「他にもたくさんあるはずだ。覚悟とかね」と発言していた。その条件に最も当てはまる存在が杉浦だった。

「『覚悟』という言葉を一番体現しているかなと。あの年齢であの体を維持して、いろいろある中、ずっとノアの所属選手としてやって。ものすごくプロフェッショナルを感じる。やっぱりこの人とやらないと…かじを取る上でも『まだ杉浦とやってねえだろ』って、自分自身がそう思ってしまった」

 杉浦は6日の押忍プレミアム興行(高田馬場)で、頚髄損傷でリハビリ中のゼロワン・大谷晋二郎と再会を果たし再戦を誓いあったばかり。そうした状況もジェイクの心に響いた。「普通だったらメンタルが追いつかないでしょうし、それも乗り越えて今があって。そういう面も含めて覚悟を感じますよね」と敬意を口にした。

 もちろん裏を返せば、そんな杉浦との王座戦をクリアすれば大きな見返りがあるということ。ノアをけん引する上で、避けては通れない相手を迎え撃つ。