新日本プロレスのミスターこと永田裕志(55)が〝迷える子羊〟を救う。
全日本プロレス、ノアとの合同興行「ALL TOGETHER(AT)AGAIN 元気があれば何でもできる!」(6月9日、東京・両国国技館)で諏訪魔、安齊勇馬と組み、内藤哲也&鷹木信悟&BUSHIとの対戦が決定。現在3冠ヘビー級王座を保持するため、全日軍〝大将〟として「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」と対戦する構図となった。
永田は「ATは新日本のリングだよな? 3冠王者での凱旋が実現できそうだからうれしいですよ。ヘッヘヘ」とニヤけつつも、不安視するのが極悪軍団「ブードゥー・マーダーズ(VM)」の諏訪魔と同じチームになったことだ。「まさか入ってくるとは…。出されたカードに従いはしますけど、空中分解しないようにしないとな」と不安をのぞかせる。
特に最近の諏訪魔は迷走ぶりが目立つという。「VMの中で(ジュン&レイの)斉藤ブラザーズの自我が出てきて、抑えきれなくなってきてるね。諏訪魔がウナギ・サヤカさんに引っぱたかれているのを見て、『何やってんだアイツは?』と思ってんじゃない」と指摘した。そこでミスターは「俺が活躍することで諏訪魔の心に正義のともしびが出てくるかもしれないし、迷いが出てきたかもしれない。自分はVMをやっていていいのか?ってね」と、極悪暴走男の〝改心〟に自信をのぞかせた。
その前にやるべきこともある。29日のV2戦(後楽園ホール)で対戦予定だった「チャンピオン・カーニバル(CC)」覇者・芦野祥太郎が、左尺骨骨折のため欠場に。永田は宙に浮いた次期挑戦者にCC準優勝のT―Hawkを指名した。「ATには3冠チャンピオンとして出たいし、まずは次の挑戦者を倒さないとな」。混沌の王道マットを正常化するためにも、まだまだ中心に立ち続ける。












