新日本プロレス3日の福岡国際センター大会で、辻陽太(29)が凱旋帰国しIWGP世界ヘビー級王者のSANADA(35)に挑戦表明した。

 この日のメインイベントではSANADAがIWGPジュニアヘビー級王者・高橋ヒロムの挑戦を退け初防衛に成功。直後のリング上で新展開が待っていた。

 かねて会場で流されていた新日本マット上陸の予告VTRがビジョンに映し出されると、直後に辻が登場。2018年4月にデビューした辻は、2021年8月から海外武者修行に出ていた。

 約1年9か月ぶりの新日本マットで、いきなり驚愕のパフォーマンスを披露する。「Just 5 Guys」の面々を次々となぎ倒すと、SANADAを豪快なスピアーでKO。ベルトを高々と掲げ、挑戦をアピールした。

 ヒロムのコメント中にバックステージに姿を現した辻は「アンタの言う新しい景色、そこから見える景色はどんなんだ? 教えてくれ。次の相手は俺だ。覚悟はいいか? 俺がプロレスを、いや新日本プロレスを面白くしてやるよ」と豪語。床に倒れていたヒロムを抱えあげて控室へ姿を消していった。

 ヒロムとともに去った事実に加え、リング上では拳で胸を叩く内藤哲也のポーズも披露していたことからは、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンへの加入が急浮上している。辻は内藤、鷹木信悟、BUSHIと同じアニマル浜口ジム出身。また海外遠征前の壮行試合の相手も内藤が務めており、メンバーとの接点は多い。

 ともあれ凱旋帰国からいきなり最高峰王座に挑戦が正式決定すれば、2012年のオカダ・カズチカ以来の大抜てきとなる。新日本マットの勢力図が大きく塗り替えられるのか、注目だ。