新日本プロレス3日の福岡国際センター大会で、IWGP世界ヘビー級王者のSANADA(35)が高橋ヒロム(33)の挑戦を退け初防衛に成功した。

 史上初のヘビー&ジュニア同時戴冠を狙うヒロムの気迫に苦戦を強いられた。Skull Endからのラウンディングボディプレスをヒザで迎撃されたSANADAは、TIME BOMBで大ダメージを負う。ならばとシャイニングウィザードからデッドフォール(変型DDT)を狙うが、これも阻止されジャーマンで投げ捨てられた。

 さらにTIME BOMB Ⅰ・Ⅴから強烈なヒロムちゃんボンバー(ラリアート)で吹き飛ばされると、TIME BOMBⅡまで浴びてしまう。それでも王者の意地で3カウントは許さない。TIME BOMBⅡ・Vを阻止すると、再びSkull Endに捕獲。ラウンディングボディプレスを投下する。

 なおも粘る挑戦者の名も無きヒロムロールもカウント2で返したSANADAは、こん身のシャイニングウィザードを発射。最後はついにデッドフォールを突き刺し激闘に終止符を打った。

 試合後のリング上では「実は11年前、ヒロムさんと1回シングルマッチしてました。そして今日、新日本のリングで、メインでIWGPかけてうれしかったです。ヒロムさん、お互いまた成長してまたシングルマッチやろうぜ」と挑戦者にメッセージ。観客のスマホライトで会場を照らす「ギフト」から「最後に一つだけ言わせてください。控えめに言って、日本で一番、ここ福岡がすいとーよ」と締めくくった…かと思われたが、そこから新展開が待っていた。

 会場が暗転すると、かねて流されていた新日本マット上陸の予告VTRがビジョンに映し出される。直後に姿を現したのは、何と2021年8月から海外武者修行に出ていた辻陽太だった。

「Just 5 Guys」の面々が蹴散らされると、SANADAは強烈なスピアーを浴びてグロッギーに。直後に辻は胸を叩くポーズを繰り出し、SANADAの古巣であるロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン入りが浮上した。

 意外な人物から挑戦表明を受けたSANADAはバックステージで「やってやってもいいけど、アイツが損するだけだぞ。実力のなさを知るだけだよ、アイツが」と迎撃宣言。V2戦での激突が決定的となった。