西武・隅田知一郎投手(23)が19日のソフトバンク戦(ベルーナ)で6回98球を投げ5安打1失点投球。勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた。

 昨年3月26日のプロ初登板オリックス戦で勝利して以降、球団ワーストの12連敗を喫してきた21年ドラフト1位の隅田。そのワースト記録を止めようと、チームが一丸となって隅田を盛り立てた。

 隅田はここまで2戦連続で失点している初回、二死から柳田、栗原に安打、四球で出塁を許すも5番・牧原をストレートで二飛に打ち取り今季初めて初回を無失点で立ち上がる。

 4回に増田に適時二塁打を許し1―1の同点とされるも、味方打線がその裏、マキノンの2号2ランで突き放し、隅田もこれに応え直後の5回表を無失点。

 6回の一死三塁のピンチでは前進守備を敷き中村晃の打球を捕球した二塁手・外崎が本塁で三走・牧原を刺殺。チームとして隅田に勝ちをつけるという気迫が勝った。

 隅田は「今日はとにかく前回登板の反省をしっかり生かして、ゾーン内で勝負しようと思っていました。柘植さんともよく話し合いながら、自分の持ち味であるカーブとチェンジアップをベース板付近に集めるということに集中していました。ホークス打線は左打者が多いというところもしっかり意識して、そのあたりの対策もまずまずできたと思います」とこの日の98球の満足感を語った。