元自衛隊コンビがベルト取りに成功だ。ノアのGHCタッグ選手権(16日、ゼビオアリーナ仙台)は挑戦者の杉浦貴(52)、谷口周平(46)組が、マサ北宮&稲葉大樹を破り、第64代王者に輝いた。
覚醒した谷口が試合を決めた。先発でリングに立ち、レスリング技術で稲葉を圧倒。2人かがりの攻撃も耐え抜き、北宮を気合十分のエルボー、パワースラムで追い込む。
触発された杉浦も果敢に向かっていた。杉浦が北宮の監獄固めにつかまり、同時に谷口も稲葉の極反り卍固めに捕らえられる場面もあったが、これを力ずくで逃れた谷口。その後はパートナーの杉浦をボディースラムで、続けてチョークスラムで稲葉に投げつける荒技も見せた。最後はカウンターのラリアートから、師匠の鉄人・小橋建太ばりのハーフネルソンスープレックスが見事に決まり3カウントを奪った。
谷口と杉浦はともに自衛隊レスリング部出身。杉浦の後を追うように、谷口は2005年、ノアに入団した。だが、期待とは裏腹に結果を残せない日々が続いた。ここまでシングル王座を巻いたことはなく、5度戴冠したGHCタッグ王座はいずれもマイバッハ谷口として獲得したもの。本名の谷口周平では初戴冠となった。
「周平が自分の力でベルトをつかんだ」と杉浦から賛辞を贈られた谷口は「これからが本番だと思ってるんで。ありがとうございました。よっしゃー」とだけ口にしバックステージを後にした。
次期挑戦者にはティモシー・サッチャー&サクソン・ハックスリーが名乗りを上げ、V1戦での激突が決定的。王者として真価を問われる一戦となる。













