エンゼルスの大谷翔平投手(28)は12日(日本時間13日)の本拠地アナハイムでのナショナルズ戦を休養のため、欠場した。今季3試合に先発登板して2勝無敗、防御率0・47、24奪三振と無敵状態だ。平均17・5インチ(約44・4センチ)横滑りするスライダー「スイーパー」が話題だ。同様に注目を集めているのが、今季から使用しているニューバランス(NB)社のグラブだ。
大谷は1月31日にシューズやアパレルブランドとして知られるNB社と長期契約を結び、キャンプからグラブを使い始め、WBCでも全試合で使用した。同社によるグラブが世に出たのは初めてだったため、周囲をあっと驚かせた。
NB社のスタッフは「ショウヘイ以外に我が社のグラブを提供する予定はない。彼はスペシャルな存在だ」と話し、製作を「W社と共同で」行ったことを明かした。投打二刀流でメジャーで唯一無二の存在となった大谷はグラブもオンリーワンということだ。
このグラブは米国ウィルソン(W)社の麻生茂明さん(77)によって製作された。麻生氏はメジャーで野球グラブの職人として知られている。
麻生氏は舞台裏をこう明かす。「大谷選手と1月に東京でお会いし、日本の工場に型、スペックなどを送り、作った物を大谷さんに送り、その後少し修正したグラブを渡しました。とても気に入っていただき、日本に着いてからはバックパックにグローブを付けた手持ちでの写真などが(メディアで)掲載され、一人うれしく思っておりました」。大谷の行動に感銘を受けたという。
大谷の新グラブにW社のブランド名は一切ないが、最高級牛革A2Kやデュアル・ウェルティング、スーパースキンなど、W社が誇る最高技術の結晶だ。ちなみに手の収まる部分が白くなっているのはNCAA(全米大学アスリート協会)の公式フットボールに使用されている白い滑り止め材料だ。
実は麻生氏はレッドソックスの吉田正尚外野手(29)の「レッドソックスカラー」の新グラブを担当した。14日(同15日)からレッドソックスの本拠地フェンウェイ・パークで4連戦が行われるが、4戦目の17日(同18日)に大谷と吉田の直接対決が実現しそうだ。












