エンゼルス・大谷翔平投手(28)の魔球「スイーパー」があらためてクローズアップされ、米メディアやMLB有識者も感嘆している。11日(日本時間12日)の本拠地ナショナルズ戦で6四死球を与えながらも要所を締め、今季最長となる7回を投げて1安打無失点。バットでは先制犠飛を呼び込む安打でチームを2―0の勝利に導き、自らも今季2勝目を飾った二刀流右腕に対しては米メディア、SNS上からの称賛の声が鳴り止まない。
その中で「ピッチングニンジャ」の愛称で知られるMLB公認の投球アナリストのロブ・フリードマン氏(56)はツイッターに、この日のナショナルズ戦登板で大谷が魔球「スイーパー」を投じた複数の動画を添付。3回二死一塁の場面で9番の右打者ロブレスと対峙し、ホームの手前で内角から外角低目へと落ちるように急変化する82マイル(約132キロ)の「スイーパー」を投じて空振りを奪ったシーンには「ショウヘイ・オオタニ、20インチ(約51センチ)も切り裂く〝フリスビー・スイーパー〟」とつづって驚きを示している。ちなみに、この場面で大谷はロブレスから、すべて空振りで三球三振を奪う圧巻の投球を見せてエンゼルスタジアムに集まった観衆を大きく沸かせた。
大谷は昨季から、この球種を自身の新たな武器としてブラッシュアップさせながら投じ続けている。今年3月に行われた第5回WBC決勝戦のマウンドで侍ジャパンの一員として米国代表のトラウトと対戦し、空振り三振を奪って〝世界一の胴上げ投手〟となったウイニングショットも「スイーパー」だ。MLB公式サイトも「話題の新球を使いこなすオオタニ」とのタイトルで記事を掲載。「スイーパーは野球界で最もホットな球種である…そしてショウヘイ・オオタニはその顔である。スイーパーは、従来のタイトなスライダーとは異なり、そのフリスビーのような水平方向の動きで定義されている。オオタニは誰よりもこの球種を投げている。昨シーズン開始以来1000球を超えており、これほど多くのスイーパーを投げる投手は彼だけだ」などと解説している。
SNS上でも大谷のスイーパーには「信じられないような変化」「人間が投げるボールじゃない」「磁力で吸い寄せられているんじゃないのか」などと驚きの声が上がっており、今後の注目度はさらに増していきそうだ。












