【米ニューヨーク11日(日本時間12日)発】ほっこりするアナザーストーリーがあった。メッツ・千賀滉大投手(30)が、パドレス・ダルビッシュ有投手(36)との会食で刺激を受けたことを明かすとともに、かつての同僚から〝クレーム〟が入ったことを打ち明けた。

 ダルビッシュが登板した10日(同11日)のメッツ戦後、尊敬する先輩と食事に出かけた千賀。かねて強い師弟関係で結ばれ、顔を合わせるたびに「いつも刺激をもらえる」と進化の糧にしてきた。今回も会話の中身は企業秘密だったが、「またこれから頑張ろうという気持ちになる話をしてもらった。今回もたくさん刺激をもらえました」と満足そうだった。

 この日の練習では、ダルビッシュが金網越しに千賀のブルペン投球をチェック。「昨日、ご飯を食べてる時にダルビッシュさんが『いつブルペン、入るの?』とおっしゃったので『明日です』と言ったら来てくださった」という経緯で実現。千賀がブルペン終わりにダルビッシュのもとを訪れ、身ぶり手ぶりで課題を説明し、師匠に意見を求める姿もあった。

 グラウンドで濃密な「ダル塾」が開講される中、1人の男が割って入るように2人の会話に加わった。2021年までソフトバンクに在籍していたパ軍のニック・マルティネス投手(32)だ。

 千賀によれば「オレ(会食に)呼ばれてないよ、と。知ってたくせに呼ばないなんて『悪い奴だ』みたいに言ってました」と、場を和ませるような愛嬌のある〝クレーム″を入れにきたのだという。これには千賀もダルビッシュも爆笑。「マルちゃん、ちょっとすねてた」と、NPBファミリーの仲の良さが伝わるやり取りだった。

 千賀はこの日、パ軍のロベルト・スアレス投手(32)とも再会。19年までソフトバンクに4年間在籍していた元同僚と和やかに近況を報告し合った。