北京五輪でドーピング違反が発覚したフィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワ(16=ロシア)を巡り、周囲が慌ただしくなってきた。 

 スポーツ仲裁裁判所(CAS)は24日、世界反ドーピング機関(WADA)がロシア・オリンピック委員会(ROC)の一員としてワリエワも出場し、獲得した団体金メダルの剥奪を求めていると発表した。ロシア反ドーピング機関(RUSUDA)は、ワリエワに過失はないと判断。WADAは4年間の資格停止などを求めているものの、問題が長期化している。

 団体戦で日本は銅メダルを手にしたが、現時点でメダルは授与されていない。日本オリンピック委員会の山下泰裕会長は、13日の定例記者会見で「あれだけすばらしいパフォーマンスをしながら、残念で申し訳ないと思っている」遺憾の意を表明した上で「これはWADAの方でロシアのドーピング問題をクリアしないと、確定はできない。メダルの授与はそれ以降になると思う。判断が下ることを強く願うことしかできることはないのかな」と語っていた。

 ロシアメディア「sports.ru」は「CASはワリエワのドーピング問題の結論を出す期限を定めていない」と報じているが、いつになったら全容が解明されるのだろうか。