韋駄天の所信表明だ。ソフトバンク・周東佑京内野手(26)が26日、宮崎で行っていた自主トレを打ち上げ帰福。所用でペイペイドームを訪れ、取材に応じた。この日、今春開催のWBCに出場する日本代表が発表され、正式にメンバー入り。背番号は9に決まった。
チームでつける23番ではなく、これまで縁のなかった番号を初めて背負う。「キャプテンの番号で世界一を取りにいきます」。そう力強く所信表明するのには理由があった。「万全の状態で行かなければ、使う方(代表)に制約や迷惑がかかる」と、私欲を捨てて代表を辞退した柳田悠岐外野手(34)の思いも背負う。尊敬する鷹の主将から「周東、9番つけろや」との言葉に、韋駄天はすべてを飲み込んだ。託されたメッセージを全身で受け止め「世界の頂」を目指して出陣する。
2019年プレミア12では盗塁王を獲得し、20年には13試合連続盗塁の世界記録を樹立した。国際大会、NPBで証明してきた走力に侍ジャパンの命運がかかる。周東の足でかいくぐれなければ諦めがつく――。そんな勝負を分ける重要な局面で、侍の背番号9に必ずや出番が巡ってくるはずだ。












