全日本プロレスは16日、アジアタッグ選手権(2月4日、東京・エスフォルタアリーナ八王子)を「トルネードバンクハウス電流爆破デスマッチ」形式で開催すると発表した。王者のNOSAWA論外、ケンドー・カシン組に、大仁田厚、ヨシタツ組が挑戦する。

 賛否両論を巻き起こしていた電流爆破論争が、ようやくの決着をみた。発端は昨年9月の「50周年記念大会」(日本武道館)に出場した全日本OBの大仁田だ。老舗団体を立て直すための〝カンフル剤〟として、王道マット初となる電流爆破戦開催を提案。だが、福田剛紀社長と専務の諏訪魔が「全日本に電流爆破はいらない」と猛反発していた。

 事態が急展開したのが、今月3日の後楽園大会だ。まんまとアジアタッグ王座を奪取した論外とカシンが「防衛戦は電流爆破で大仁田厚としかやらない。条件が飲めなければベルトを持ったまま引退する」と面倒なことを言いだしたのだ。

 くしくも同大会には大仁田まで来場し、改めて電流爆破戦開催を直訴。15日の千葉大会ではヨシタツまで呼応し、正式決定に至った。

 もちろん日本最古のベルト、アジアタッグ王座戦が電流爆破戦で行われるのは史上初。プロレスの祖・力道山、ジャイアント馬場、アントニオ猪木も巻いた歴史と伝統の王座に新たな歴史が刻まれる…。