DDT13日の東京・新宿フェイス大会で、元ドラゴンゲートの土井成樹(42)がユニバーサル王座奪取に成功した。

 王者の上野勇希、佐々木大輔とのサバイバル3WAY王座戦に出撃。序盤は佐々木が王者を場外乱闘で攻め立てペースを握ったが、土井は巧みにスタミナを温存。イケメン上野への黄色い声援を「やかましいわ!」と一喝すると、強烈なローリングセントーンを叩き込んだ。

 上野から豪快なブレーンバスターで叩きつけられ、佐々木とともにミサイルキックを浴びたが、コーナーに上がった上野を叩き落として反撃。王者からは雪崩式のフランケンシュタイナーを浴びるもコーナーの上野にキャノンボール弾。だが、佐々木のスピアーをくらって、トリプルダウンとなった。さらに激戦のさなかで、レフェリーが誤爆に遭ってダウン。この隙に佐々木率いる「ダムネーションT.A」のメンバーが乱入して、リングをかき乱した。

 これで佐々木が優位となるも、王者が佐々木のウラカンラナを切り返して3カウント。これで佐々木が脱落し、上野と土井で一進一退の攻防になった。20分を超える激闘は、土井は王者のドロップキックに耐えると、背後に回って一気に必殺のマスキュラーボムで叩きつけた。これが見事に決まり、20分59秒、エビ固めでフォールし第9代王者に輝いた。

上野(手前)をマスキュラーボムで沈めた土井
上野(手前)をマスキュラーボムで沈めた土井


 
 昨年9月にドラゲーからフリーに転向し、DDTや全日本プロレスに参戦。DDTではKO―D6人タッグ王座を獲得しているが、シングルでもベルトを奪ってみせた。土井はマイクを握り「カリスマ(佐々木)は置いといて、上野はDDTの現在と未来を象徴する選手。それを邪魔するのがオレの役割だ」と勝ち誇った。

 さらには初防衛戦の相手を募ると、佐々木の仲間で王座戦にも乱入したKANONが登場し挑戦を表明。新王者もこれを受け、2月18日の名古屋国際会議場イベントホール大会で土井VSKANONのユニバーサル王座戦が決定した。

 ドラゲーでは最高峰のドリーム王座に2度就いたベテランの新王者は「オレはフリーでいろんな団体に上がっているから、各団体でこのユニバーサルのタイトルを全力でアピールしたろうやんけ!」と誓った。DDTだけではなく、マット界にさらなる刺激を与える。