東京五輪男子マラソン6位入賞の大迫傑(31=ナイキ)がさすがの存在感を見せつけた。
1日に群馬県庁前発着で行われた全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の3区(13・6キロ)に、GMOインターネットグループの一員として出走。18位でタスキを受けると、11人抜きの快走で7位に押し上げてチームの5位入賞に大きく貢献した。
個人として区間賞は逃したものの、37分57秒の好タイムに「区間2位だったが、チームを勢いづけるいい走りができたと思う。(沿道の)声援も多く、非常に力になった」と手応えを口にした。
全日本実業団対抗駅伝は元日にトップ選手が駅伝日本一を争う大会。しかし、2、3日に開催される東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)に比べると注目度が劣っているのが実情だ。陸上関係者からも「ニューイヤー駅伝は盛り上がりが箱根駅伝に負けている」との声が漏れるほどだ。
ところが、今回は大迫が8年ぶりに参戦を決めたことで注目度が上昇。同関係者も「大迫くんの力で、メディアなどで取り上げてもらえる機会が増えたのは大きい」と舌を巻くほどで、大迫の快走後にはツイッターで「ニューイヤー駅伝」「大迫さん」「大迫くん」などと、関連ワードが次々とトレンド入りを果たした。
そんな大迫は「陸上界のゲームチェンジャーになりたい」との思いを胸に、プロランナーも実業団の駅伝で走れるという道を切り開いた。今後は個人での活動に力を入れていく方針だが、新たなプランニングからも目が離せない。












