WWEのスマックダウン(SD)で、〝金メダルコンビ〟が大暴れだ。

 ペンシルベニア州ピッツバーグで行われた今週のSDには、アトランタ五輪レスリング金メダリストで、地元出身のWWE殿堂者カート・アングルが登場。ケーキやバルーンがセットされた、自身の誕生日会のため、「You Suck!(へなちょこ野郎!)」大チャントを受けて、リングに上がった。

「誕生日を祝ってくれてありがとう」と会場のファンに感謝を伝えると、話を遮るようにアングルと因縁のあるアルファ・アカデミーが姿を現した。ロンドン五輪レスリング米国代表のゲイブルは、決めゼリフの「Shoosh!(シーッ!)」を挟みつつ、「俺たちは招待されてないぞ! 本当のオリンピックヒーローには来てほしくなかったんだな」と格上のアングルに主張した。

 さらに「もうリングから下りろ! 俺が誕生日会を終わりにすると言ったら、オーティスがケーキを食べてしまうからな」と威圧した。アングルは仕方なくリングを後にしたが、花道で立ち止まった。「ケーキを食べるなら、たくさんミルクが必要だろ」と言い放つと、東京五輪レスリング125キロ級金メダルのゲイブル・スティーブソン(22)がミルクトラックに乗って到着した。

 今年4月の祭典「レッスルマニア」以来の登場となったスティーブソンは、アングルとともにミルクボトルを次々とリングに投げ入れた。さらにアングルは、トラックにつながったホースからミルクを噴射して、アルファ・アカデミーにお仕置きだ。

 2001年8月のロウでアングルは、当時敵対していたストーンコールド・スティーブ・オースチンらに牛乳噴射を浴びせて、ストーンコールドをミルクの海となったリング上でのたうち回らせた。WWE史上に残る伝説の名(迷?)場面を、21年後に再現した格好だ。スティーブソンもこれには大喜び。最後はアングルとスティーブソンがリングでミルクをがぶ飲みして、アングルの誕生日を祝った。

 アングルは自身のツイッターに「54歳で、これほど気分が良かったことはない! 私の故郷ピッツバーグとWWEユニバース(ファン)に、私のSD誕生日を伝説としてくれてありがとう」と投稿し、ご満悦だった。