5年15億円の大型契約で「生涯ライオンズ」を宣言したばかりの西武・源田壮亮内野手(29)がオリックスへFA移籍した森友哉捕手(27)との〝濃密な記憶〟を警戒している。というのも、これまでチームの勝利という共通の目的のために、バッテリー以上とも言える関係性を築いてきたからだ。

 源田は「今まで友哉の配球だったり、リードを一番分かりやすいところから見てきたので、打席でいろいろ深読みしちゃうかもしれないですね。配球とかのことも話すことが多かったので」というように、この6年間、森のサイン、配球の多くを把握して守備に生かしてきた。

 西武のバッテリーには「困ったらゲンのところに打たせろ」という〝原点配球〟が存在する。名手・源田は事前に打球方向の予測を立てポジショニングをする上でも、捕手のサインを事前に把握しておく必要があり、二遊間を組む外崎、背後にいる中堅手とも共有してきた。

 来季はその配球やリードのクセを知る森と打者として対戦することになった。相手を知っているがゆえの〝深読み〟が、打者としての迷いにつながらないかと心配しているようだ。

 源田は「あいつ、こんな感じできたよなとか考え過ぎるとやられちゃいそうなので、考え過ぎずにいこうかなと思う」とも語っており、差し当たっての〝森対策〟は、過去の記憶消去になりそうだ。