日本代表がコスタリカとの第2戦を控える中、チームに密着する本紙担当記者は選手たちの間に広がる警戒感をひしひしと感じ取った。

【日本代表ドキュメント ブルーサムライ出陣】強豪ドイツから大金星を挙げて世界中を驚かせた森保ジャパン。日本代表担当の渡辺は「これでもう1次リーグ突破は間違いないな」と宿泊ホテルの延長手続きを行おうとしていた。しかし、渡辺のお気楽ムードとは対照的に、選手たちは警戒感を強めている。

 守備陣で大黒柱のDF板倉滉(25=ボルシアMG)は「間違いなく難しいと思う」ときっぱり。その理由については「コスタリカは次の試合、勝ちにくる。そういったメンタリティーでくるので相当タフな試合になる」と力を込めた。

 さらに、ドイツやスペインと2勝1敗で並ぶ想定のもと、大量得点が必要になるとの指摘にも「結果的に点を取れたらいいけど、まずは勝ち点3を取ることに集中したい。そんな簡単にいく試合ではない」と楽観論をたしなめた。

 MF久保建英(21=レアル・ソシエダード)も「相手は後がない中で、前から来ると思う」との見立てを示した上で、こう予測する。

「(スペイン戦の)7―0は事故みたいなものなので2度、3度起きるものではない。(守備を)引かれたほうが日本のクオリティーなら崩せると思うが、そういった意味では前で来られたほうがどこのチームも嫌だと思う。W杯で勝ち点を取っているチームは、前からいっているチームなので」。初戦の大敗で後がないコスタリカが死にもの狂いで圧力をかけてきたら、日本にとっては難しい試合になるというわけだ。

 イレブンの間で高まる警戒を肌で感じた渡辺は「W杯で簡単な試合なんてないんだな…」と反省していた。