優勝候補のスペイン相手に日本の勝機はあるのか。本紙担当記者が期待高まる右サイドの同級生コンビの実像に迫った。

【日本代表ドキュメント ブルーサムライ出陣】ドイツ戦の同点ゴールでヒーローとなったMF堂安律(フライブルク)は最終戦に向けても闘志満点。「この“おいしい状況”を日本国民が見てくれる。みんなに真のエースだなと思わせるには結果しかない。それはゴール? もちろんです!」と堂々宣言した。

 一方で、29日からDF冨安健洋(アーセナル)が全体練習に合流。冨安が復帰すれば、右サイドで堂安とコンビを組む可能性もある。2人は同じ1998年生まれの年男。だが日本代表担当記者の渡辺は「そういえば、あんまりこの2人の絡みは見たことないな…」とつぶやいた。

 堂安は「なぜか彼にはあまりライバル心を抱かないというのが正直な気持ち。『お前ら仲良くないだろ』と周りによく言われるけど…仲良くないんじゃなくてお互いに興味がないだけです(笑い)」。常に各年代の代表チームでともにプレーしてきたが“適度な”距離感を保つ関係のようだ。

 それでも堂安は「彼のビッグクラブでの活躍はすごく刺激になっている。自分もいずれ行きたいなという思いは強くさせてもらっている」。自身が熱望するイングランド・プレミアリーグの舞台で名門のレギュラーとして活躍する冨安がまぶしく映っている。

「スペインに勝って2人が抱き合う姿を見たいな」と渡辺は願った。