6月に開幕するサッカー北中米W杯の日本代表に選出されたMF佐野海舟(マインツ)が18日、羽田空港で取材に応じ、今夏の移籍について触れた。

 この日ドイツから帰国した佐野は、今季ドイツ1部で全34試合にフル出場。チームの絶対的な主力として戦い抜いた。「守備の面でチームに貢献できたと思う。体力的なしんどさもあったが、頭を常に動かして自分のやるべきことを整理しながらやれた」と振り返った。

 デュエル勝利数は362回でリーグ2位、総走行距離でも401・1キロでリーグ3位に入るなど、今季は圧倒的な活躍を見せた。ビッグクラブへのステップアップもウワサされるが「もちろん考えてはいる。でも今はW杯のことしか考えていない」と視野に入れつつ、まずは目の前の大舞台に集中している。

 佐野にとっては今回が初のW杯。「ここを目標にしてきた。1日1日の積み重ねでここまで来れたので、そこはぶらすことなく大会期間中もどんどん成長していきたい」と語り、「チームのバランスを見ながらではあるが、個人としては特に攻撃面」とプレーにおいて重視するポイントを挙げた。

「チームのためにやれば、おのずと自分のプレーも良くなると思うので、チームの勝利にフォーカスしてやっていきたい。毎試合全力でやる準備はできている」。ドイツで証明してきた己の価値を、今度は世界に知らしめる。