6月11に開幕する北中米W杯の日本代表に選ばれたドイツ1部マインツの佐野海舟(25)が18日、羽田空港に帰国した。

 取材に応じた佐野は、メンバー発表の会見を「テレビで見ていた」という。「少し緊張していたが、うれしかった。ほっとしたということは全くなく、正直、責任感を一番感じた」と名前を呼ばれた瞬間の心境を明かした。

 オランダでプレーする弟のMF佐野航大(NEC)の名前は呼ばれず、兄弟そろっての選出はならなかった。「もちろん悔しいと思うが、連絡を取ったときにはもう切り替えていた。本人が次に向けて頑張っているので、僕も負けないようにしたい」。兄として立派な背中を見せるつもりだ。

 航大の他にも、これまで代表の主力としてプレーしてきたMF三笘薫(ブライトン)やMF南野拓実(モナコ)らが負傷の影響で選外に。「ケガをした選手や選ばれなかった選手など、いろいろな人の思いを背負って戦っていきたい。応援してくれる人たちにも何かを与えられるプレーをしたい」。熱い気持ちを胸に、初の夢舞台に向かう。