日本代表のドイツ戦勝利で世界中が度肝を抜かされた中、チームに密着する本紙担当記者が森保一監督(54)の大胆行為に驚がくした。

【日本代表ドキュメント ブルーサムライ出陣】「え、本当に?」。日本代表担当記者の渡辺は思わず耳を疑った。チームは24日、次戦のコスタリカ戦に向けて再始動。練習前に森保監督が世界を震撼させた大金星を振り返った。

 話題の中心はやはり後半から導入した3バック。しかも途中からウイングバックにMF三笘薫(ブライトン)とMF伊東純也(スタッド・ランス)を配する“超攻撃的布陣”をW杯初戦の大舞台で初披露。見事にこれがハマり、強豪ドイツを撃破するに至った。

 この森保マジックは入念な準備があったかと思われたが、ドイツ戦前に4日間にわたって行われた非公開練習では「練習の中では4バック中心でやっているので3バックはやっていません」と仰天告白。以前の非公開練習などで水面下で準備してきた可能性についても「そういうことはありません」と言い切った。歴史的な采配は“ぶっつけ本番”だったのだ。

 その理由について「これまでの活動の中で純也が右ウイングバックをしていたこともあるし、薫も前所属のサンジロワーズ(ベルギー)でもブライトン(イングランド)でも(やっている)」と説明。「我々がこれまで積み上げてきた戦術は、自チーム(代表)と彼らが所属チームでやってきたことをうまく組み合わせて試合で生かせるように今までもやってきた」と説明した。

 最近、某歴史マンガにハマっている渡辺は「まさに知略と豪傑さを兼ね備えた名将だな…」とうなった。