スペイン優勝で幕を閉じた北中米W杯。米・ニューヨーク郊外のメットライフ・スタジアムでの決勝戦では大会史上初となるハーフタイムショーが開催されたが、その舞台裏では出演者のマドンナ(67)とジャスティン・ビーバー(32)が、パフォーマンスの方向性や演出上の主導権をめぐり激しい対立をしていたことが明らかになった。
英紙デイリー・メールによると、ショーの準備段階から、「どちらのアーティストも〝脇役〟になるのはまっぴら」と強調していたという。
関係者によれば、ビーバーは音楽に重点を置いた控えめな演出を望んでいたのに対し、マドンナは大会初となる画期的なハーフタイムショーには、「壮大なスペクタクルが必要」と主張していた。
他にもBTSやシャキーラらが複数の人気アーティストが出演した同ショーを統括したコールドプレイのクリス・マーティンは、2人の考えのバランスを取ることに苦労していたという。
その対立の焦点は、複数のパフォーマーも共演する実質11分間のショーの中で、いかにマドンナとビーバーが注目を分け合うかという点にあった。同関係者は、「どちらも〝脇役〟に回りたくはなかった」とし、「アプローチの違いが舞台裏で深刻な緊張関係を生んでいた」と告白。
その上で、マドンナはビーバーに敬意を払いつつも、「主役の座を譲るつもりは毛頭なく、〝ジャスティン・ビーバー・ショー〟になってしまうおそれのある演出には強く抵抗した」と続けた。
本番では、マドンナはブラジル・サッカー界のレジェンド、ロナウドとロナウジーニョが運転するデューンバギーに乗り、多くのダンサーに囲まれながらスタジアムに登場。カラフルなフィールドカバーの上でダンサーたちと共に2000年の名曲「Music」を熱唱し、ショーのオープニングを飾った。
一方、ビーバーは自身の出番について、楽曲の魅力を損なうような凝った演出や不必要なリスクを避け、音楽に集中できる「クリーンで抑制の効いたスタイル」を要望。結果、アコースティックギターを手に、一人でピッチへと歩み出て、昨年のアルバム「Swag Ⅱ」から「Everything Hallelujah」を披露した。













