サッカー北中米W杯決勝戦、スペイン―アルゼンチン戦(ニュージャージー州メットライフ・スタジアム)でW杯史上初のハーフタイムショーが行われ、マドンナ、ジャスティン・ビーバー、BTSら豪華なスーパースターが出演したが、混乱を招く期待はずれの「くだらないもの」だったと、批評家たちが声をそろえた。米メディア「ページ・シックス」が19日、報じた。
このショーはコールドプレイのフロントマン、クリス・マーティンが企画した。スーパースターがそろったものの、全体的な組み合わせはエネルギー不足、ぎこちない場面転換、そして不協和音感といった点で、残念ながらうまく調和しなかったとの見方も出ている。
BBCスポーツの生放送でショーについて感想を聞かれたイングランドの伝説的サッカー選手、ウェイン・ルーニーは「出演アーティストの多くは好きだが、あれはひどいと思った」と率直に答えた。
マドンナは先陣を切ってブラジル代表のレジェンド、ロナウド氏とロナウジーニョ氏が運転するバギーに乗って登場し、スタジアムの内部を疾走してピッチへ登場。しかし生歌ではなく、2000年のヒット曲「ミュージック」に合わせて口パクで歌い、ダンサーたちがローラースケートで彼女の周りを滑走した後、ドラマチックにトンネルから出てきてフィールドに足を踏み入れた。
マドンナのパフォーマンスは、何の脈絡もなく、マペットのアニマルがホワイト・ストライプスのヒット曲「セブン・ネイション・アーミー」に合わせてドラムを演奏するという奇妙な展開へと移行した。
その後、BTSは定型的ではあるもののエネルギッシュな「ダイナマイト」のパフォーマンスを披露。続いてジャスティン・ビーバーはテンポを大幅に落とし、ギターを弾きながらヒット曲「エヴリシング・ハレルヤ」をアコースティックバージョンで歌った。
続いてコロンビアの歌姫シャキーラはバーナ・ボーイと共にステージに上がり「ダイ・ダイ」を歌い、腰を揺らしながら、会場のエネルギーを一気に高めた。
最後に、コールドプレイはグスターボ・ドゥダメルと、ニューヨークの小学4年生と5年生で構成された合唱団と共にステージに上がり、ショーを締めくくった。
一部の視聴者はX上で番組に対する厳しい批判を投稿し、あるコメントではパフォーマンスを10点満点中5点と評価した。さらに「マドンナとビーバー、そして最後に出てきた子供たちはカットできたはずだ」、「マドンナの90%は事前収録のようだ。ビーバーの選曲はひどかった。盛り上がってから退屈になり、また盛り上がる。ハーフタイムショーのメッセージは理解できるがBTSとシャキーラだけでよかったはずだ」など批判の声が上がった
別の視聴者は「W杯のハーフタイムショーを見て言葉を失った。エンターテイメントはサッカーだった。ショーは文化の堕落だった。ひどく空虚で、まるでサーカスだ」と不満を述べた。
W杯初のハーフタイムショーはトム・クルーズ、ブラッド・ピット、エイドリアン・ブロディ、そしてティモシー・シャラメと恋人のカイリー・ジェンナーなど、一流セレブたちがスタンドで観戦した。
11分間の予定とされていた中、演出は1分オーバーの約12分間で終了。準備、撤収作業などを含めるとハーフタイムは27分となった。












