先月末にNHKを退局した和久田麻由子アナウンサー(37)が10日、日本テレビの新報道番組「追跡取材 newsLOG」(土曜午後10時)でメインキャスターを務めることが発表された。初回は25日。同局の森圭介アナウンサーも出演する。

 番組タイトルにある「LOG」は記録という意味。記者の取材過程を伝えることで、既存の報道番組と一線を画す。

 同時間帯で強力ライバルとなるのは、TBSのエース・安住紳一郎アナがMCを務める「情報7daysニュースキャスター」。TBS関係者は「これまで日テレはプライム帯(午後7時~11時)に報道番組を放送していなかった。前例を覆して参戦してくるのだから脅威。ある程度、視聴者を持って行かれることは覚悟している」と警戒する。

 和久田アナは同日に取材会を行い、NHK退局の理由について「子どもを2人授かり、家族と過ごす時間と仕事のバランスを考えるようになりました。自分の働き方について見つめ直したり、考えたりする機会が自然と増えていきまして。もう少し柔軟な働き方を望むようになりました」と告白。

 日テレからのオファーには「退職の1番の理由というのは、子どもと過ごす時間を抜本的に増やせればという思いでしたので、そうした家庭の調整が可能なのか、どういう働き方になるのかをしっかりシミュレーション、検討した上でお答えさせていただいた」と述べた。これに少々ピリッとしたのが古巣だ。

「まるでうちが子育てに理解がないと思われないか。彼女にはそれなりに配慮していたはずだが…」(NHK関係者)

肩出しドレス姿で叫ぶ和久田アナ
肩出しドレス姿で叫ぶ和久田アナ

 和久田アナは2020年に「ニュースウオッチ9」のキャスターに起用されたが、妊娠を理由に22年4月1日放送で降板。その年の夏に第1子が出産した。その後、23年4月に「ニュース7」で職場復帰。国民的報道番組の重圧はあっただろうが、意外にもシフトはユルめで「午後に出社したり、番組終わりで退社しても問題なかった。彼女は月曜から木曜までの出演だった」(同)。

 その「ニュース7」も24年3月末で卒業。24年夏に第2子を出産し、1年ほどの産休を経て、25年10月スタートのドキュメンタリー番組「未解決事件」(土曜午後10時)でナレーターとして復帰した。同番組は3月でレギュラー放送を終了している。

「子どもを育てながらの仕事は大変だろうと、〝和久田シフト〟を組んでいた。局を辞め、日テレに移ると聞いて驚いた。自分のペースで仕事を選んでいきたいのかもしれないね」とは別のNHK局員だ。

 和久田アナは女性アナ育成に定評のある芸能事務所「セント・フォース」に所属する。成功を収めることはできるか――。