北中米W杯で大活躍して今夏のステップアップが注目される日本代表MF中村敬斗(25=スタッド・ランス)が、まさかの〝飼い殺し〟危機に直面している。

 中村は1次リーグ初戦の強豪オランダ戦で鋭い切り返しからの超絶ゴールが世界から喝采を浴びた。欧州各国クラブからも注目される存在となり、イングランド・プレミアリーグの古豪エバートンやトルコ1部の名門ベシクタシュなど多くのクラブが獲得に関心を寄せ、最近になってフランス1部の名門マルセイユもオファーを行った。

 しかし、Sランス側がマルセイユからのオファーを門前払いしたことが物議を醸している。

 フランスメディア「マキシフット」は「ランスは中村に関して高すぎる要求をしているのか」と強調し、Sランス側の〝強欲ぶり〟を疑問視。「マルセイユはW杯で目覚ましい活躍を見せたウインガー、中村についてランスに問い合わせた。問題は、マルセイユ側がランスの経営陣が設定した高額な移籍金のために、この機会を逃す可能性が高いことだ。最近提示した1800万ユーロ(約34億円)のオファーを拒否したと伝えられている」とSランスが高額の移籍金を求めてあっさり断ったと指摘した。

 フランスメディア「フットメルカート」によると、Sランス側は中村に対して設定した移籍金の交渉開始額は2500万ユーロ(約47億円)。「この金額は、リーグ・アンで5位に終わったチームにとって、間違いなく手の届かない額だ。同チームの給与総額は、フランスサッカーの財政監督機関であるDNCGによって上限が定められている」とSランス側の要求は高すぎると強調した。

中村敬斗 モデル顔負けのイケメンぶり
中村敬斗 モデル顔負けのイケメンぶり

 中村に関心を示すクラブは多いものの、高額な移籍金を支払えるクラブは限られる模様で、ファンやサポーターからはSNS上で悲観論が噴出。「まあ、飼い殺しは複数年契約のデメリットだわな鎌田みたいに一寸先は闇のリスクを承知で一年契約にしている選手も居るんだし、中村側にも甘い見通しでの複数年契約という落ち度があるよ」「中村はまた飼い殺しかよ」「スタッド・ランスはまた中村を飼い殺しにするのか? スタートが2500万ユーロだと? がめつすぎるぞ」などとSランスの姿勢に批判が高まっている。

 W杯でインパクトを与えた中村が、またもフランス2部でくすぶることになるのか。不安が高まる。