レアル・マドリード(スペイン)のDFトレント・アレクサンダーアーノルド(27)が〝中盤テスト〟にパスできなかった。

 右サイドバック(SB)を主戦とするアレクサンダーアーノルドは8日(日本時間9日)、2―1で勝利した欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグ初戦のホーム・インテル(イタリア)戦に4―3―3の中盤右で先発。イングランド代表や古巣リバプール(イングランド)で経験あるポジションとはいえ、現地メディアも注目した。

 スペインメディア「フィジャヘス・ネット」は「Rマドリードが前半に先制したが、アレクサンダーアーノルドのポジショニングの甘さにより、相手にボールを奪われ、マドリードのMFの背後に常にスペースが生まれてしまった。この守備のバランス崩れにより、Rマドリード守備が手薄になり、GKティボー・クルトワが神セーブを強いられた。イングランド人選手は後半34分で交代した中、同32分に自陣深くでのボールロストが同点ゴールにつながった」と指摘した。

 英メディア「BBC」は、MFエドゥアルド・カマビンカ、MFアルダ・ギュレル、MFベルナルド・シウバの出場停止との見方を示したが、昨夏に加入してからポジションを確保できていないアレクサンダーアーノルドにとっては、新境地開拓にもなるところだったが、うまくはいかなかった。

 それだけに、「BBC」によると、ジョゼ・モウリーニョ監督は「彼は非常に良いプレーを見せた。戦術的に必要なことを的確に理解し、実行した」と話す一方で、「イングランド代表とリバプールでMFとしての経験があるが、彼はMFの選手ではない」とも。今後は右SBとしてオランダ代表DFデンゼル・ダンフリースらとのポジション争いに勝って先発の機会をつかんでいくしかなさそうだ。