欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグ初戦(8日=日本時間9日)で、リール(フランス)の日本代表FW上田綺世(28)がホームのベティス(スペイン)戦で加入後初の先発出場を果たした。2―3で敗れたものの、2試合連発となる先制点をマークし、フェイエノールト(オランダ)所属時も含めると、今季5試合連続ゴールとなった。
元フランス代表FWオリビエ・ジルーに代わってスタメン出場となった上田は前半12分、右サイドを崩したフランス代表FWキリアン・エムバペ(レアル・マドリード)の実弟であるMFイーサン・エムバぺのクロスにDFの背後に走り込み頭で合わせた。デビュー戦となった国内リーグ・トゥールーズ戦に続く得点となった。
この試合を中継した「WOWOW」で解説を務めた元日本代表MF望月重良氏は上田のゴールについて「(初)先発で結果を残しました。最初のチャンスですよ。ワンプレーで得点まで持っていくのは素晴らしい。ポジション取りですよね。(エムバペの)クロスも正確でしたけど、あのポジションを取れるというのはストライカーだなって感じがします」と絶賛した。
フランス紙「レキップ」は「上田のリールでの夢のようなスタートは続いている。初先発で2点目を決めた」と報道。フランスメディア「CANAL+」は「上田が絶好調…リールが最高のスタートを切った」とし「エムバぺはフェイントの後、完璧なクロスを送った。日本人ストライカーはミスなく完璧なヘディングシュートを決めた」と伝えていた。
名将カルロを父に持つダビデ・アンチェロッティ監督は初得点の際「彼(上田)は常にゴールがどこにあるかを把握しており、その瞬間を迎える準備ができていた。動きが非常に賢い選手だ。ペナルティーエリア内で彼を抑えるのは非常に難しい」と解説していたように、早くも〝新エース〟の風格を漂わせていた。













