サッカー元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏が3日、自身のYouTube「闘莉王TV」を更新。ドイツ1部Eフランクフルトに所属する日本代表MF堂安律(28)のサウジアラビア1部アルイテハドへの移籍が決定目前で破談となった件を取り上げた。
闘莉王氏は「(中東のクラブは)そのリーグ自体に(欧州と比較して)魅力がないわけですから。何かで選手を釣らなきゃいけない。やっぱりマネーで来させると。なかなか断れない金額を年俸にしたり移籍金にしたり」「どんどん年を取っていくと、金に目がいくことはあると思う」と一般論を指摘する。
年俸約17億円とも伝えられた堂安のアルイテハドへの移籍については「俺は全然マル(あり)だと思います。サッカー人生ですし、そんなずっとやっていけるわけじゃない。(現役生活で)金を稼げる時期は限られてると思うし。特に堂安あたりだと、W杯も何回か出ているし、ある程度、自分としての達成感はあると思う。今度は金に走っていくのも俺は決して悪いことじゃないと思う」と賛成の立場を示した。
闘莉王氏も2009年シーズン終了後に浦和を退団した際、中東のクラブからもオファーがあったという。「その当時、ものすごく中東からオファーがあった。当時1億円以上はもらっていたと思うけど、その5倍ぐらいの給料を出してくれると。本当に行こうかなって正直、心が揺れましたね。結局(名古屋)グランパスに行くことになったんですけど」と振り返る。
その上で「僕の場合(最大の目標が)初めてのW杯(2010年南アフリカ大会)だった。レッズを出ざるを得ないとなった時に、(日本代表監督の)岡田(武史)さんに相談したんですね。『できればW杯までは俺が常に見られるところでプレーしてくれ』と。グランパスを選んだことが正しい選択だった。念願の初優勝もできたし、ピクシー(ストイコビッチ監督)を男にできた。久米さん(GM)との出会いもあった。俺からしたら、金以上のものをもらった気がします」と当時を回想した。












