浦和が劇的な逆転勝利を飾った。2日の明治安田J1第5節、アウェー福岡戦(ベススタ)に3―2で勝利。開幕3連敗から2連勝と巻き返してきたが、曺貴裁監督は課題にも厳しい目を向けた。

 浦和は前半7分、FW金子拓郎の右からのクロスをFWマテウス・サヴィオが頭で決めて先制。しかし同24分にFW碓井聖生、同35分にはFW師岡柊生にゴールを許し、1―2と逆転されて前半を折り返した。

 それでも終盤に試合をひっくり返した。後半38分、途中出場のDF林幸多郎が同点弾。さらに同40分には金子のクロスを途中出場のFWオナイウ阿道が頭で決め、わずか2分間で逆転した。前節の横浜M戦(3―2)に続く逆転勝ちで、リーグ2連勝となった。

 ただ、曺監督は先制後に逆転を許した試合運びについて「自分たちの今の現状を表していると思う」と指摘。「まだまだ指導力不足を感じます」と自らを責めた。その一方で、試合終盤については「後半のホイッスルが近づけば近づくほど、自分たちの足が止まらず、前に出ていく力が出てきた」と手応えを口にし、「一つの新しい武器だと思います」と評価した。

 2得点を演出した金子も課題を口にした。「どのゲームでも後半、自分たちのペースに持っていけてることが多い。だからこそ前半ああいった失点をしなければ、無失点で行けば、1点取れば勝てるわけです」とし、「得点取れてることはいいことですけど、複数得点取れてることはいいことですけど、失点しないこと。そこにもっと練習からフォーカスしていかないと」と守備の重要性を強調した。

 開幕3連敗から2連勝と流れを変えた浦和。次節は6日に敵地で鹿島と対戦する。