父の言葉を胸にさらに飛躍だ――。J1横浜MのDF諏訪間幸成(23)は今季の公式戦で全試合フル出場。大黒柱として活躍を見せている。J3福島との天皇杯2回戦(8月26日、日産)では、CKからヘディングでプロ初ゴールを決めた。

 プロとしてまた一歩進んだ諏訪間は「早く決めたいと思っていたし、本当に良かった。勝利に貢献するのが、自分に今一番必要な力だと思っていた」と安堵の表情。それでも「チームの中心としての自覚をもっと持たないといけない。もっと声でチームを動かしたり、守備で安定感を求めたり、苦しい時に、どれだけ自分が主体性を持って引っ張っていけるかが大事になる」と気を引き締めた。

 この記念すべき試合には、人気プロレスラーの父・諏訪魔も会場に駆けつけていたそうで「やっと決めたな。良かったんじゃないか。試合が続くから、ケガだけはするな」と熱い言葉をかけられたことを明かす。

プロレス界でもトップ級の体格を誇る父・諏訪魔
プロレス界でもトップ級の体格を誇る父・諏訪魔

 ちなみに父は試合後、自身のX(旧ツイッター)で「俺は息子の名前を呼んでいないよ」と投稿。サポーターの間で話題となったが、諏訪間は「叔父が叫んでいたのかわからないが、(父と)席が近かったので、それで『俺じゃないよ』という感じだと思う」と真相を説明した。

 今季から〝モンスター〟の愛称も命名されたが「まだまだです。まだ50%くらいでは」と進化を誓う。「守備では絶対にやらせないところや、安心感を与えられるように。攻撃面ではセットプレーで決めて、勝たせられるようにしたい」と攻守両面でフル回転する覚悟だ。父の前で決めたゴールが、さらなる覚醒につながるか。