第22回日本サッカー殿堂掲額式典が1日に都内で行われ、掲額者として元なでしこジャパン主将の澤穂希氏が出席した。
15歳でA代表に初選出された澤氏は、通算で国際Aマッチ205試合出場83得点を記録(いずれも男女を通じて日本最多)。2011年ドイツW杯では5得点1アシストの活躍で優勝の立役者となり、同シーズンの国際サッカー連盟(FIFA)年間最優秀選手をアジア人で初めて受賞した。
自身のサッカー人生に影響を与えた選手を問われると、元男子日本代表のラモス瑠偉氏を挙げた。「12歳で読売ベレーザに入って、一番衝撃を受けた。読売クラブの練習後に女子のボール回しやゲームに入ってくれて、12歳の私にも容赦なく体を入れたりスライディングをしたり、本気で向き合ってくれた」と当時を回顧。「そのときにラモスさんが『サッカーは男性も女性も、年齢も関係ない』と言ってくれた。あれがなかったらそこまで負けず嫌いになれたかなというくらい、その後のサッカー人生はラモスさんとの出会いで大きく変わった」と感謝を口にした。
現在は全国各地で女子サッカーの普及活動に奔走中。W杯をともに制した戦友もセカンドキャリアの歩みを進めており、近賀ゆかり氏はなでしこジャパンのコーチ、宮間あや氏はJFA女子委員会副委員長を務めている。「日本女子のレベルアップには底辺を広げなくてはいけない。宮間は一生懸命頑張ってくれてるし、現役のときから本当に助けてもらっていた。彼女のためにも、女子サッカーのためにも自分にしかできないことが絶対ある」と言葉に熱を込めた。
さらに、今後はW杯優勝メンバーでの活動にも意欲を示す。殿堂入りしたレジェンドは「苦楽をともに過ごしたメンバーと女子サッカーへの恩返しができる何かができればいいなと思っている。まだビジョンはないけど、あのメンバーとだったら何かできる気がする」と青写真を描いた。












