サッカー女子日本代表なでしこジャパンの狩野倫久監督(50)が3日、千葉・夢フィールドで取材対応。愛知・名古屋アジア大会(14日初戦)を前に報道陣の取材に応じた。

 狩野監督は今年5月から就任。大会3連覇を目指すチームのコンセプトについて「私が一番考えるところでは、マイボールを主導にしたい。それによって、アタッキングなフットボールを展開していきたい。ピンチの時も『これを止めたらヒーローだ』というマインドも必要。それが試合を通して、活躍していく一つの大きな要素になると思う」と説明する。

 チーム編成にも言及し「選手の良さをいかに生かしていくか。相手も見た中で、どうしたらその選手が一番生きるかを考えて組み合わせて、配置を考える。もちろんベースはあるが、ピッチの中で迷いなく躍動できるのか、アグレッシブなフットボールができるのかが一番だと思う」と方針を示した。

 前回の杭州大会では、MF谷川萌々子(バイエルン・ミュンヘン)が優勝に大きく貢献。この大会をきっかけに、なでしこジャパンでは中心的存在となった。狩野監督は今大会でも「選手の活躍や飛躍は、その後W杯に入ってくる絶対的な存在になり得る選手も出てくると思う。それが我々の期待するところだし、下からの突き上げや底上げがなければ、W杯優勝は絶対に無理だと思っている。全体の競争と、活発な選手の活躍が、なでしこを後押しすると思う」と期待を膨らませた。

 今大会では、11人が初招集。ニューヒロインの誕生なるか。