スペイン1部アトレチコ・マドリードは所属するアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスのバルセロナ移籍を最後まで認めなかった件にスペイン紙「マルカ」が「本当の理由」を報じた。
この夏、バルセロナはアルバレスの獲得に動き出すもAマドリードの最高経営責任者(CEO)を務めるミゲル・アンヘル・ヒル・マリン氏は敵意を丸出しにし、正式オファーが届いてもまともな対応をせず「1億ユーロ(約181億円)でも2億ユーロ(約362億円)でもバルセロナには売らない」と宣言。イングランド・プレミアリーグのアーセナルとの交渉を認めるもアルバレスが拒否し、今夏の残留が決まった。
同紙は「アルバレス獲得に関してバルセロナとの合意がAマドリードで検討されなかった本当の理由」とし「強硬な姿勢を貫きバルセロナとの交渉を拒否したのか? 何度も指摘されてきたように、これはエゴでも個人的な問題でもないと主張する」とし「クラブ経営陣は透明性と一貫性への取り組みが公正かつ公平な交渉を保証すると公言している」と説明した。
つまりバルセロナが〝公正〟ではなかったという。同紙は「Aマドリードの見解では、バルセロナは正反対の行動をとった。彼らはAマドリードの裏で交渉を行い、昨季の直接対決前に選手に接触し、メディアの広報担当者を通じて虚偽の情報を流布し、クラブの経営陣が考える交渉の進め方とは全く異なるあらゆる戦術を用いた」と、その姿勢を非難した。
Aマドリードに事前の許可も得ず、選手との合意を得るなど、その策略に態度を硬化させた。同紙は「クラブ事務所ではこの夏の出来事を『陸海空からの非常に卑劣な攻撃』と表現している」とし「バルセロナは最初から最後まで非難されるべき行動をとった。最後の最後までファン、監督、そして選手たちを欺き続けた」と伝えた。
夏の移籍市場で大きな注目を集めたアルバレスの移籍問題。「両クラブの関係が深刻なダメージを受けていることは明らかだ」と指摘したが、大きな遺恨だけが残ったようだ。












