日本サッカー協会(JFA)が20日に都内で理事会を開き、韓国メディアが報じた審判員への不適切な接待疑惑について見解を示した。

 韓国の放送局・中央東洋放送(JTBC)などは、2011年3月から2012年3月に国際試合で韓国を訪問した外国人審判員に対し、韓国サッカー協会側が不適切な接待行為を行っていたと報道。その中には日本人も含まれていると指摘していた。 

 理事会終了後に取材に応じた湯川和之専務理事は「JFAは外部法律事務所の弁護士の確認を得ながら、報道された内容に関する事実の確認を行った」と報告。「対象となる(該当期間に韓国で国際試合の審判を務めた)7名に対し、ヒアリング(うち1名はテキストによるヒアリング)を実施した。その結果、報道されているような韓国サッカー協会からの試合結果への操作の働きかけや性的サービスを伴う接待といった事実を確認することはできなかった」と明かした。

 さらに「本件に関し、韓国当局から調査協力の要請や報告を受けた事実も確認されていない」と語り、「JFAでは競技の公平性、健全性を脅かすいかなる不正行為も決して容認しない」と強調した。

 JFAとしては、追加の報道や新たな事実の公表といった動きがない限り、自主的な追加調査を実施する予定はないという。また、現時点では当該メディアに対する抗議や法的措置をとることも考えていないとしている。