黄金時代の再来へ、レジェンドがもたらす効果とは――。J1川崎は明治安田Jリーグ開幕節の東京V戦(9日、味スタ)で試合終了間際に追いつき、1―1のドロー発進となった。
チームは今季から川崎一筋の元日本代表MF中村憲剛氏(45)がヘッドコーチ(HC)に就任。MF橘田健人は新HCの効果を「今年から、チームでもボールを握ろうとなっている。そこではボランチ(守備的MF)が大事にもなってくる。特にボランチの選手には、細かく指示を出してくれるので、自分の成長のためにはすごくありがたい」と説明する。
憲剛HCと同じボランチの橘田は、レジェンドから練習中に「中盤をやっていて、チームがうまくいっているときは、ボランチの選手がボールに関わっていることが多い。それをずっと見られていると思う。ずっと顔を出し続けるように、ボランチ陣に指示を出してくれているので、より攻撃にこだわりながら練習できている」と熱血指導が展開されている。
チームは長谷部茂利監督体制で2年目。「一番新しいのは守備のことなど、今までとは違ったところをやってきた」。クラブの伝統である攻撃的なサッカーに加え、守備面のさらなる強化を図り完成度を高めている。
そして「そこに憲剛さんという、フロンターレを長く知る方が入ってきた。(長谷部監督の守備と憲剛HCの攻撃という)両面がより合わさっていったら、もっと強くなると思うので、チームとして良い傾向になっていると思う」と橘田は大きな手応えを明かした。
川崎にとって最後のリーグ優勝は2021年。レジェンドからの薫陶を受け、橘田は大黒柱として「最近は良い結果が出せていないので、強いフロンターレを復活させるために試合に出て、中心としてやっていけたら」と王座奪還を誓う。












