次代のスター候補の注目度が急上昇している。U-21日本代表は愛知・名古屋アジア大会決勝で韓国に0―1で敗れ、惜しくも銀メダルに終わった。それでも多くの逸材が爪痕を残し、中でもMF大関友翔(21=川崎)は、今大会で1得点1アシストを記録するなど大黒柱としてチームをけん引した。

 大関は華麗なプレースタイルと端正なルックスで国内ファンからも人気だが、さらにアジア圏からも熱い視線が注がれている。自身のインスタグラムには日本語の他、ベトナム語など他国からのコメントも多く寄せられており、自ら「いいね」も返している。この神対応の真意を「ちゃんと見ていますよ、という意味で」と明かす。

 その〝紳士ぶり〟は今大会でも注目を浴び、北朝鮮との準々決勝で相手選手が倒れた際には、大関が駆け寄って医療スタッフを呼ぶ様子がSNSで拡散され、大きな反響を呼んだ。

負傷した北朝鮮の選手を即座にサポートしたMF大関友翔(左)
負傷した北朝鮮の選手を即座にサポートしたMF大関友翔(左)

 大関には人を惹きつける魅力があるようだ。クラブ関係者は「私が新卒1、2年目で、TikTokを伸ばそうと試行錯誤する中、相談に乗ってくれたのが大関選手でした。『ぜひ、やりましょうよ!』と言ってくれて、彼を中心に企画の撮影に挑戦し、伸ばすことができました」とファン拡大にも積極的だ。

 さらに「イベントなどで、彼とあいさつを交わしたファンや関係者の方々が『本当に好青年!』と心をつかまれている場面がよくあります。彼は自然にやっていると思いますが、常に相手の目を見て握手をしたり、サインをしたり。安心してお願いできる選手の一人です」とそのカリスマ性に感嘆の声を上げる。

 大関は「決勝で日本を勝たせるプレーは全くできなかった。もっとレベルアップしないといけない」と飛躍を誓う。2028年ロサンゼルス五輪、その先のW杯で日本のエースとなれるか。