スペイン1部バレンシアの日本代表MF佐藤龍之介(20)は、0―0のドローだった17日のホーム・ビルバオ戦もベンチから出番がなく、4試合連続プレータイムゼロとなっている。
チームは開幕から低迷し、元日本代表指揮官のハビエル・アギーレ監督が9~10月の国際Aマッチ期間に就任。代表に招集されていた佐藤は、早期離脱で所属クラブに合流した。その姿勢に指揮官は好印象を口にしていたが、アギーレ体制になってからも2試合ベンチに座ったままだ。
この状況は、アギーレ監督なりの〝哲学〟と関係があるようだ。スペインメディア「COPE」によると、チームが低迷する状況での選手起用についてこう語ったという。「私が指揮を執った6つのチームで、同じ状況に直面したことがある。若手選手も助けにはなるが、頼りになるのはベテランだ。チームが好調な時は、若手を起用したほうがいい。不調時は、若手を危険な状況に放り込むわけにはいかない。これらは監督としての判断だ」
だからこそ、同メディアによると、このビルバオ戦で、スタンドから20歳のFWアイマル・ブラスケスを「出せ!」とのヤジが飛んだ時には、背を向けて手を上げて拒否反応を示したという。
16日に20歳の誕生日を迎えた佐藤も同じ状況で、起用の優先順位は低いということだろう。まだチームは降格圏に位置するだけに、ベテラン重視が解除されるまで、辛抱強くアピールしていくしかなさそうだ。












