名門復活のキーマンとなりそうだ。

 J1横浜Mは14日のルヴァンカップ3回戦(日産)でJ1清水に2―1で勝利。1―1の後半36分に右CKを獲得すると、J1王者の鹿島から今夏に加入し、主力として定着したMF知念慶(31)が打点の高いヘディングで豪快にネットを揺らした。

 新天地で記念すべき初ゴールを決めた知念は、早くもチームに好影響をもたらしているとイレブンは証言する。DF諏訪間幸成は「試合を終わらせるところや、球際の部分や強度は、始動した時から知念くんが見せてくれていた。これが鹿島や王者の強さだぞというのを示してくれた。それが良い手本になり、みんなその強度に合わせていかないといけないと思ったし、監督からもそこに強く言われている部分もある。それができているからこそ、最近は負けていないのかなと思う」とチーム全体の強度も高まったという。

 副主将のFW宮市亮も「彼のピッチ内外で与える影響は非常に大きい」と指摘。ピッチ内では「彼の闘う姿勢から、僕を含めて影響を受けている選手はすごく多いと思うし、今日もああいった大事なシーンで得点を決めてくれるのは、すごくありがたい」と頼もしさを口にした。

 ピッチでは闘志全開の知念だが、宮市は「ピッチ外では非常にユーモアあふれる、すごく良いやつ。もうめちゃくちゃ面白くて大好き。チームに本当に良い雰囲気をもたらしてくれるし、彼の存在は今年非常に大きいかなと思う」と意外な一面も明かした。

 チームメートから大きな信頼を寄せられる知念が、横浜で新たな歴史を築いていく。