ルヴァンカップ3回戦(14日、ニッパツ)、J1浦和がJ2横浜FCを4―0で退けた。

 立ち上がりからボールを握った浦和は前半7分、ペナルティーエリア内でMF笹修大のパスを受けたFW肥田野蓮治が左足を振り抜いて先制。続く同13分には相手GKが弾いた球を笹が沈めて加点した。さらに同36分、相手のパスミスを起点にFW小森飛絢にもゴールが生まれ、3点リードで前半を折り返した。

 後半はピンチの場面もあったが、GK福井光輝を中心に集中した守備でゴールを許さず。終了間際の同45分にはMF長沼洋一が4点目を奪い、大差で4回戦進出を決めた。

 快勝の裏には、リーグ戦の反省があった。11日の第9節ではFC東京に0―3で完敗。笹は「(敗戦を)ベンチから見ていて、守備の整理が必要だとすごく感じていた。曺貴裁監督も『守備の考え方をもう一度改めよう』と言っていた」と明かした。

 その言葉通り、この日は統率された鋭いプレスで相手のミスを何度も誘発。笹が「今日はブロックを敷いた中での前プレスが本当にハマった。結果につながったので、チームとしての準備が良かったんだと思う」と振り返れば、MF渡辺凌磨も「FC東京戦は相手GKに自由にやらせすぎた。その反省も生かしながらしっかりプレスに行って、ボールの出しどころを限定できた」と手応えを口にした。

 カップ戦は好調の浦和だが、このあとはリーグ3連戦が控えている。渡辺は「リーグでもっと結果を出すためのこういう試合という見方もできるから、チームとして戦いながら誰が出ても活躍できる準備を続けることが大事」と先の戦いを見据えた。